良寛

書芸のリング

AI時代と書〜良寛と龜田鵬齋の書に想う〜

先日、出雲崎の良寛記念館で、江戸時代に出雲崎で生を受けた曹洞宗の托鉢僧、良寛さんと、ほぼ同期を生きた儒学者で書家の龜田鵬齋(かめだ・ぼうさい)の書を見て感じ入るところがあり、ここで稿をあらためて触れさせてもらいます。 分野の別なく、万象に通じる、ちょっとした文化文明論とも言えるものですので、書に興がある方はもちろん、興味の無い方も、ぜひご一読ください。
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出雲崎の良寛記念館で開催中の『出雲崎ゆかりの文人展』にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏のギャラリートークを拝聴

出雲崎の良寛記念館で開催中の『出雲崎ゆかりの文人展』にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏のギャラリートークを拝聴して参りました。 定員35名のところ、新潟大学の学生も含め、定員をはるかに上回る、約50名の方々が参集。 岡村さんと会うのも数年ぶりの懐かしい再会。 トーク後に、「珍しい人が来ているから感想を」と振られ、祝辞を一言・・・
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良寛詩『花無心招蝶 蝶無心花尋』

こちらは江戸時代の越後の禅僧、良寛様の漢詩を書いた書。 世界的な研磨機メーカーである長岡市のマコー株式会社さんの保養施設の床間用にご所望いただき、揮毫させていただいたものです。 今朝、長岡良寛会の副会長の書友が送ってくれたメールに、『花招無心蝶』という風雅なタイトルが付けられており、おお、奇遇にもかの詩ではないかと。
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第14回 小黒哲也新春書展( 於 良寛の里わしま・和らぎ家ぎゃらりー)に、「離」の精神を見る

書友からのご案内で、長岡市島崎にある、良寛の里わしま・和らぎ家ぎゃらりーで開催中の、第14回小黒哲也新春書を鑑賞。書道の道を外れた自分が、いまさら立派な書展を見せてもらっても、と思ったが、ぜひに、とのお誘いをいただき、拝見。 期待を超える見応えのある内容に驚いた。かくも力のある書人が、この地域にいたとは・・・
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東京黎明アートルーム特別展『良寛の書の世界』に想う

東京は東中野の東京黎明アートルームで開催中の特別展『良寛の書の世界』にて、良寛の書境に浸る。 良寛の書の凄さは、その人柄と生き様とがそのまま表れているところ。 良寛の書は名筆の次元を超えた、思想と生き様の現れであり、全人類の進化の先にある、解き放たれた精神世界の有りようを示している。
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良寛の書に宇宙の深淵を見る

古(いにしえ)に学びながらも、未知の世界を探り、人マネでない、自分自身の世界を開いていくこと。 それが、自身の解放と他者との交感、ひいては人類全体の進化発展に寄与するものとなるのです。 良寛の書を通して、宇宙に繋がる芸術の深淵を垣間見たことで、その想いをまた強く抱いた、皐月の好日でありました。
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貞心尼の直筆書に想う

昨日、長岡市和島の良寛の里美術館で開催された『良寛・貞心尼 手まり茶会』で、良寛と貞心尼の直筆書に触れ、深く感じ入るところがありました。そこで、僭越ながら、御両人に敬意を表し、現代書芸術の視座から眺望した私見を、ここに書き記したいとRead more
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一服清涼〜良寛・貞心尼 手まり茶会〜

新潟県長岡市和島の良寛の里美術館(和らぎ家・指月亭)で開催された、『良寛・貞心尼 手まり茶会』(長岡良寛の会主催、長岡市茶道文化協会共催)に参加。丁寧にたてられたお抹茶と美味しい和菓子をご馳走になってきました。今でも、子らと日が暮れるまで手毬をついて遊んだという良寛さんがヒョイと現れそう・・・
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長岡良寛の会、新年会に参加

長岡良寛の会の新年会にお誘いいただき参加。当節、長岡市内の老舗割烹、柏亭に数十名の名士が集っての大宴会は、安達達男会長のリーダーシップと会員諸氏の協力の賜物と感服。 5月14日(土)15日(日)の両日、長岡市和島の良寛の里美術館にて、茶道4流派を一堂に会しての、第三回『良寛・貞心尼 手まり茶会』が、長岡良寛の会主催で開催される。お茶好きの方にはたまらないイベント。
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良寛さんの墨絵

超我神筆の境地にあり、若き日より、習わぬまでも、常に心の範としている江戸時代の禅僧、良寛。 もう随分と昔のことですが、新潟県和島村(現・長岡市)で開催された全国良寛サミットのポスター用に、良寛様の墨絵を描かせていただいたことが・・・
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