出雲崎の良寛記念館で開催中の『出雲崎ゆかりの文人展』にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏のギャラリートークを拝聴

 

5月26日(日)
出雲崎良寛記念館で開催中の『出雲崎ゆかりの文人展』にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏のギャラリートークを拝聴して参りました。
定員35名のところ、新潟大学の学生も含め、定員をはるかに上回る、約50名の方々が参集。
岡村さんと会うのも数年ぶりの懐かしい再会。
トーク後に、「珍しい人が来ているから感想を」と振られ、祝辞を一言。
岡村さんの講話を聴かせてもらうのは初めてでしたが、さすがに話が上手いなあと。
江戸時代に佐渡金山の金の集荷港として栄え、吉田松蔭はじめ様々な国士文人墨客が来訪したという、当時の出雲崎の様子が生き生きと浮かび上がってくるようで、めちゃおもしろかったです。
こういう情熱家で話もおもしろい先生なら、学生も楽しいだろうなあと。
岡村さんは埼玉の出身ですが、今更ながら、岡村さんのような逸材が新潟にいてくれることを、うれしくもまた有難く思います。
本展は、良寛の書はもとより、龜田鵬齋をはじめとした時の文人墨客の書画が展示され、実に見応えのある内容となっています。
会期は9月1日までの長丁場となっていますので、よろしければ、ぜひ会期中に訪れてみてください。新潟景勝百選で第一等に選ばれた、館からの佐渡が一望できる眺めもまた、最高ですよ‼️
出雲崎・良寛記念館
良寛、鵬齋の書に深く感じ入るところがありましたが、それについは、また・・・

 

良寛記念館にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏と。
ちなみに『北海雄風』の書額は龜田鵬齋の手になるもの。

 

岡村鉄琴氏が編纂に関わられた、『出雲崎ゆかりの文人展』作品目録
良寛記念館にて、定価1000円で販売中‼️

 

展覧会フライヤー

 

『耐雪庵』
良寛の五合庵を模して、良寛記念館の敷地内に建てられたもの

 

江戸時代の文人書家、龜田鵬齋(かめだ・ぼうさい)の石碑
鵬齋の書としては珍しい、隷意ある楷書によるもの

 

新潟景勝百選で第一等に選ばれた、館からの眺め
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