書芸家

書芸のリング

AI時代と書〜良寛と龜田鵬齋の書に想う〜

先日、出雲崎の良寛記念館で、江戸時代に出雲崎で生を受けた曹洞宗の托鉢僧、良寛さんと、ほぼ同期を生きた儒学者で書家の龜田鵬齋(かめだ・ぼうさい)の書を見て感じ入るところがあり、ここで稿をあらためて触れさせてもらいます。 分野の別なく、万象に通じる、ちょっとした文化文明論とも言えるものですので、書に興がある方はもちろん、興味の無い方も、ぜひご一読ください。
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出雲崎の良寛記念館で開催中の『出雲崎ゆかりの文人展』にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏のギャラリートークを拝聴

出雲崎の良寛記念館で開催中の『出雲崎ゆかりの文人展』にて、書友の新潟大学教授、岡村鉄琴氏のギャラリートークを拝聴して参りました。 定員35名のところ、新潟大学の学生も含め、定員をはるかに上回る、約50名の方々が参集。 岡村さんと会うのも数年ぶりの懐かしい再会。 トーク後に、「珍しい人が来ているから感想を」と振られ、祝辞を一言・・・
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彫刻家の恩師、藤巻秀正先生作の『現代雪まつり発祥の地』モニュメントのメインテナンスをお手伝い

今日は彫刻家の恩師、藤巻秀正先生の野外彫刻のメインテナンスのお手伝いをさせていただいてきました。 そんな貴重な機会も滅多にないことなので、先生にお願いして手伝わせていただいたものです。 今日メインテナンスした野外彫刻は、越後妻有里山美術館キナーレ前の『現代雪まつり発祥の地』のモニュメントと、クロス10十日町前の「きもの広場」に設置された乙女像『雪月花の舞』。
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萬人が芸術家たり得る所以

お金をもらって、その報酬に見合っただけの仕事をするのがプロ、ではあるけれど、AVだろうが何だろうが、既存の知識や技の内で仕事しているうちは、真の感動は生まれない。 習い覚えたテクニックを超えて、全身全霊をかけて、本気になって挑むとき、未だかつて見たことのない、感じたことのない、未知の世界が開かれていく。 芸術とは、その未知なる世界を切り拓いていく業であり、それが、どんな仕事をし、どんな人生を送っているにせよ、萬人が芸術家たり得る所以である。 「芸術即人生、人生即芸術」とは、まさにこのことなのだ。
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感じ、放ち、献ぐ

先に「感動、解放、貢献」の3Kを心に留めつつ過ごしていきたいという記事を書いて、インスタにもシェアーしたところ、「いい3Kですね!」「共感します!」とのコメントをいただきました。ありがとうございます。 で、「感動、解放、貢献」は漢語で些か固いので、「感じ、(解き)放ち、献ぐ」という、やさしい日本語も合わせて唱えています。 何でも英文字の略語にするのもどうかな、とは思いますが、この3Kは中々なんじゃないかと。 「感動、解放、貢献・・・感じ、放ち、献ぐ」 これから、この言霊の力を、自身と世に、生涯をかけて示していきたいと思います。
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良寛詩『花無心招蝶 蝶無心花尋』

こちらは江戸時代の越後の禅僧、良寛様の漢詩を書いた書。 世界的な研磨機メーカーである長岡市のマコー株式会社さんの保養施設の床間用にご所望いただき、揮毫させていただいたものです。 今朝、長岡良寛会の副会長の書友が送ってくれたメールに、『花招無心蝶』という風雅なタイトルが付けられており、おお、奇遇にもかの詩ではないかと。
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『百祭』(於・百年の館)に参加

4.7(日) 十日町市川治、百年の館で開かれた『百祭』に参加 好天に恵まれ、大賑わい すばらしき場、時、出会いに感謝
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クイーン・エリザベス号御用達の日本酒『明石鯛』

クイーン・エリザベス号御用達の日本酒『明石鯛』(2018/ 明石種類醸造)のロゴ書のご紹介をさせていただきます。 書案はオーソドックスなものからデザイン性の高いものまでプレゼンさせていただき、現行の書にお決めいただきました。 デザインは、クリスさんというロンドンのイギリス人デザイナーで、彼の書とデザインへのこだわりが半端なく、とても良い勉強をさせていただいた覚えがあります。
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題字は大事‼️〜記念誌題字の揮毫〜

中学の2個下の後輩から、還暦記念誌の題字を頼まれて、書かせてもらいました。 うん、題字は大事 なんちゃって タイトルもお任せしますと言われて、えっ?!と思いましたがW まあいっか、と思って、考えさせてもらって、『想友楽生』とさせてもらいました。 書を生かしてもらった上に、プロフィールまで載っけてもらって感謝です。
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最後の渋谷書芸教室と、今後の展望について

昨日は銀座画廊巡りツアーを満喫後、渋谷に移動し、最後となる渋谷書芸教室へ。教室後の飲み会も含めて、互いの新たな門出を祝う、実にいい時間となりました。花束までいただき、こちらこそ感謝です 塾生からRead more
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