東京渋谷で4月よりスタートした、新世紀型の書芸教室【ARC-TOKYO】。会員の方が、戦国武将の名前を書いたので見てほしいと、画像を送ってこられたので、これは面白い!ということで、5月の実習課題として取り上げました。
あなたなら、もし戦国武将から名刺の書を頼まれたら、どう書きますか?
まあ、そんなことはあり得ないわけですが、つまりこれは、書として立派に書くばかりでなく、その人物の人品骨柄を書をもっていかに表すか、というチャレンジであり、想い、イメージ、コンセプトといったものを表すデザイン書制作に通ずる訓練の一つです。
ARC-TOKYOでは、伝統書道からデザイン書道、アート書道に至るまで、ご自身の取り組みたいテーマ課題に自由に取り組んでいただくとともに、壯弦によるデザイン、アート関連の書の仕事の実際やデモンストレーションをご覧いただいたり、書、デザイン、アート、人生、宇宙自然に関わる旬の話題を取り上げることで、各自の書芸術の深化発展につながるよう努めております。また互いの作品を通して交感し、学び合うのも、前身であるSOGEN書芸塾ARC以来の伝統です。
ついては参考に、と思って、歴史上の人物の名前を色々と書いていたら、面白くて止まらなくなりました。
せっかくなので、紹介させてもらいます。その人らしさが出ているでしょうか?
現存する人物名もありますが、そこは気にしないでくださいW
また、様々な筆技筆法を駆使しているところにも、ご注目いただけたらと思います。
実際の仕事としても、これまで様々な職種の方々の名刺の書を揮毫させていただき、ご好評いただいております。中には友人へのプレゼントとしてご依頼いただいたケースもあって、有難いかぎりです。
つい最近、東京都内のクリニックのドクターの方から、漢字の書が気に入ったので英文字もお願いしたいとのご連絡をいただき、送らせていただいたところ、大変喜んでくださいました。
つい最近、東京都内のクリニックのドクターの方から、漢字の書が気に入ったので英文字もお願いしたいとのご連絡をいただき、送らせていただいたところ、大変喜んでくださいました。
これまで名刺の書のほかに、命名書や表札の書といった人名の書のご依頼も少なからずいただいており、AI時代にあって、それっぽいだけでは終わらない、魂の入った書の価値が、一層の高まりを見せているように思います。
今後とも、アート、デザイン両面において、ロボットでは表し得ない、人の手になる入魂の書をもって、世の中をより豊かに、面白くしていきたいと思っておりますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。