お盆つき、暮石の書の話題を・・・
このたび仙台市の佐藤新作石材様より、『南無阿弥陀佛』の暮石文字の書をご所望いただき、揮毫させていただきました。
佐藤新作石材様のお客様が、SOGENの旧公式ブログに掲載されていた『南無阿弥陀佛』の書を、ぜひ暮石に使いたいと言っておられるとのご連絡をいただき、新たに原寸で揮毫制作させていただき、お納めしたものです。
書作にあたっては、ご依頼主さまの御先祖のご供養を念じつつ、仮に千年の時を経ても色褪せることのない書となるよう、魂を込めて揮毫させていただきました。
書とは不思議なもので、自分の書いたものさえ手本にすると、生きたものになりません。ただ、まったく違ったものになってはご要望に沿わないので、極力似せて書くわけですが、形に囚われてしまうと書は生きない・・・それが、AIロボットによる形だけの書とは異なる、人の手になる魂のこもった書、世界に唯一無二の生きた書が生まれる所以です。
暮石の建立をお考えの皆様におかれましては、既存のありきたりの書で済まされることなく、ぜひ壯弦入魂の筆書を暮石に刻していただき、御先祖様の御霊を安んじつつ、末永く想いを繋いでいっていただけたらと思います。