十日町に世界屈指の美人画家あり。
羽鳥絹世さん。
10代の頃、少女雑誌に里中満智子さんらとともに投稿していたが、編集社から、「あなたは漫画よりも劇画のほうが向いているから、ぜひそちらの方面で才能を発揮してほしい」との手紙をもらい、その後は中央誌の挿し絵画なども担当し、修行の末に日本画家としての地位を確立。世界屈指の美人画家として、百尺竿頭進一歩の修練を重ね、今に至る。
御本人がおられ、色々とお話も伺えて有難かった。
日本画においても線が命であり、「生きた線を描く」ということが重要とのことで、まさに書芸の精神にも通ずる世界であると。
会場は長岡市美術センター(長岡中央図書館2)
会期は11月4日(月)まで。(最終日4日は、10時より16時まで。)
一堂に会した羽鳥さんの美人画を、間近で観ることのできる貴重な機会となっていますので、ご都合のつく方は、ぜひお運びください。
画像掲載のご許可をいただきましたので、数点ですが、ご紹介させていただきます。