実家の墓参を終え、故郷の友人宅を訪れた折、近所のお寺で一緒にお墓参りをさせていただく。
苔むした石仏墓石と参拝する村人の姿に、古き良き日本の風景を見る。
お寺の本堂の味わいある佇まい
いいお顔のお地蔵様がお出迎え
こちらもまた、何とも言えない、いいお顔
幾星霜、人々の想いを受け止めてきた地蔵仏
とあるお墓の裏に何気に置かれた、塔婆の筆書の見事さよ
心に響く、鐘の音を味わう
雷が落ちて焼けた杉の大木
なんと雷が落ちたのは、実はこちらの巨木で、上の大木に延焼したとのこと
直径3M、摩天楼のようにそびえ立っていたであろう、かつての勇姿を想像
打ち捨てられた倒木の枯枝に、書芸の精神を見る
祖先の魂の安寧にして、子々孫々を助け給い、今生の幸福へと導かれんことを祈ります。
2022年8月13日
合掌