故あって、ただいま表裏一体となった長さ10Mの作品を制作中です。
十日町の実家アトリエでは作品の全貌を見ることができないので、市内の千手神社の境内をお借りできればと思って持参したところ、ちょうど奉賛会の方々が大地の芸術祭の関係で来訪者にお茶を振舞われていました。
そこで、境内での作品の撮影をお願いしたところ、奉賛会長さんも駆けつけてくださり、有り難いことに、どうぞ石畳の上に広げてくださいと言っていただき、作品を広げて撮影させていただくとができました。
今回は家で書いた作品を運んで撮影しましたが、神社の霊気をいただきながら、境内で作品をつくれたなら最高なので、奉賛会長さんにその旨、お願いしてみたところ、役員会にはかってくださるとのことでした。
また、有難いことに、今年の大地の芸術祭の期間中は無理でも、今後、神社の境内に何かアートを展示してもらえるといいと思う、とも言っていただきました。
書芸はそもそも、目には見えない次元を感じ表すスピリチュアルな特性を持ったアートであり、時と場が作品に影響することを思うとき、我が故郷の守護神である千手神社の神様の御元で作品を作り、また飾らせていただくことができるとしたら、そんなに有難いことはありません。
ということで、故郷の神社を通して良きご縁を結んでいただき、今日もまた、感謝でいっぱいの好日となりました。