8月31日(日)
新潟市太夫浜のARTギャラリー HAFU にて、先のブログの通り、ユニークな書展を拝見させていただいた足で、行楽で賑わう湾岸線を飛ばして、一路、長岡市和島の良寛の里美術館へ。
ギリギリセーフで、開催中の良寛拓本展を拝観。
さすがに良寛の書は、拓本であっても見飽きぬ面白さと奥深い味わいがある。時間さえ許せば、何時間でも見ていられそう。良寛の筆意や息遣いを追体験するに、飽くことはないのだ。



良寛の手になる書の拓本以外にも、身内やゆかりの書人、文人の書の拓本もあって、面白かった。
若いころ、お世話になった、財団法人書壇院理事長の故・江川蒼竹先生の手になる書の拓本もあったが、やはり江川先生は、良寛と会津八一の薫陶を受けられているのだなあと。
日本画家にして能書家、芸術院会員で東京美術学校(現東京藝術大学)教授であった安田靫彦(やすだ・ゆきひこ)の手になる書の拓本もあったが、まるで良寛の生き写しのような書で、こちらもまた、スタイルは違えど、良寛への心酔ぶりが見て取れた。
江川蒼竹先生書


安田靫彦書


良寛の楷書と草書は、ご覧の通り、趣を異にするが、いずれにも遊び心と変幻自在にして自然な筆致が見て取れて、見飽きることのない深い味わいを秘めている。





こちらの拓本展は、良寛の里美術館にて、9月28日(日)まで開催中。
ご興味のある方は、ぜひメインルームでの展示とともに、拓本展も合わせてご堪能ください。
