2月23日(祝)、長岡市柏亭で開かれた長岡良寛の会の新年会のあと、せっかくだからと、酒断ちをしている友人の梵字書道家・田邊武氏を誘って、二人で2次会へ。20年前に訪れたことのある居酒屋を、さすがにもう無くなってるだろうな、と思いつつも、たしかこの辺りだったと当たりをつけて行ってみたら、なんと、そのままあるではないか。ママさんもそのママW 、頭は綺麗な白髪になっていたが、面影はそのままで、なんだか浦島太郎になったような気分に。いや、こっちもいいジジイになったわけだから、お互い様なわけだが。

そして、なんとビックリ! 壁に壯弦の落款印が押された『楽』の色紙書が。自分には差し上げた覚えが無いので、おそらく、当時この店に連れてきてくれた酒道楽の知人が贈ったものだろう。20年以上も昔の自分の書と、思いもよらぬ場所で対面できるとは! しかも、ずっと飾っていてくれたことに感激。

それにしても、このお店、メニュー無しのお任せのみで、刺身から天麩羅まで、出てくるものがみな、あいかわらずの美味さで感動。長岡で飲むなら、間違いなく一押しだろう。え?何というお店かって? 知りたい人にだけ、こっそり教えますW

ほろ酔い気分で長岡駅の東口に出たら、これまた30年前に書かせていただいた、寒空に映える見上げんばかりの『景虎』(長岡市栃尾・諸橋酒造)の大看板。

お陰様で、今日も最高の一日。何十年ぶりに懐かしい恩人にも会えた、うれしい長岡での祭日となりました。

 

 

タイトルとURLをコピーしました