東京十日町会会長、弁護士の春日寛先生よりご恵送いただいた自叙伝『白い道、ひとすじの道』のご紹介

 

このたび十日町市のご出身で、銀座で半世紀にも渡り、弁護士事務所を開いておられる、弁護士で東京十日町会会長の春日寛先生より、今春出版された、『白い道、ひとすじの道』と題された自叙伝ならびに貴重な墨をご恵送いただきました。

春日先生は、これまで、上野の精養軒で催された東京十日町会に際し、書芸パフォーマンスを頼んでくださったり、いつもフットワーク軽く展覧会においでくださったりと、折に触れてお世話になっている御仁。
銀座の一等地で長年に渡り弁護士事務所を開業されてこられただけでも大変なものですが、自伝を拝読し、かような偉人が故郷から出ていたのかと、あらためて感動しました。
弁護士に大学教授という、二足の草鞋による人生記はもちろん、50ヵ国以上を巡る世界の旅の中から抜粋して紹介された旅行記が面白すぎて、まるで自分が旅をしているかのような臨場感を感じながら、楽しく読ませていただきました。

ちなみに、ご恵送いただいた墨は、古梅園製『幕末三舟 山岡鉄舟 松寿千年』の銘墨。
大阪在住の後輩の弁護士の女性から出版祝いに戴いたものとのことで、自分は書をよくしないものだから、よかったら使ってほしいと。後輩の弁護士の女性にも、その旨伝えて了解いただいているとのことで、なんと律儀な方なのだろうと。

春日先生のご厚情有難く、御礼がわりにサイン入りの拙著『故郷~魂のふるさとへの回帰 書芸家壯弦ものがたり』と、戴いた墨で書した色紙に、同じく戴いた墨で書した巻紙を添えお送りしたところ、大変喜んでいただけたとのことで、何よりでした。

春日先生、有難うございます。
これからも益々お元気で、どうぞ東京の地から、故郷新潟、十日町をお見守りください。

それにしても、十日町、山も深いけど、人もまた奥深しです😊