細川護光講演会『細川家と茶の湯』

 

 

友人の誘いで、細川護光講演会『細川家と茶の湯』(長岡市茶道文化協会主催)をホテルニューオオタニ長岡・NCホールにて拝聴。
御尊父は元内閣総理大臣で細川家18代当主の細川護煕氏、曽祖父が近衛文麿。
戦国時代より400年以上の歴史を持つ名家の19代当主となる細川護光氏は、陶芸家であり、目白台にある細川家ゆかりの古書や品々を集めた永青文庫の理事長をされているとのこと。
陶芸はお父さんの影響で始めたんですか?とよく訊かれるそうだが、学生時代から始めた自分の方が先なのだという。東京滞在は一年の三分の一ほどで、あとは熊本、湯河原をはじめとした国内外の窯場数カ所をまわって作陶しているとのことだった。
画像ではあるけれど、織田信長からの直筆の書状や、細川忠興千利休から賜ったという柄杓などの宝物を拝見させていただき、日本の歴史が肌で感られるような貴重な講話を聴かせていただくことができて有り難かった。
細川といえば、細川ガラシャが有名だが、みなさん、細川ガラシャが何者なのか、ご存知だろうか?
自分は不覚にも不明だったが、とてつもなく波瀾万丈な人生を歩んだ女性であったと知って、ただただ驚愕‼️
そもそもが、織田信長に対して謀反を起こした明智光秀の娘だったとは。
興味が湧いて色々と調べてみたところ、面白い記事を見つけたので、以下に紹介させていただく。
ちなみに護光さんは、学生時代、白洲正子さんの家に下宿して庭師のバイトをしていたんだそうで、正子さんから「あなたは職人が向いている」と助言されたこともあって、陶芸家の道に進んだとのこと。
・・・などなど、色々と面白い話を聴かせていただき、やっぱり、自分が知らない世界の話は面白いなあと、誘ってくれた友人に感謝。

 

講演が終わってホテルを出たら、長岡駅前に、30年も前に揮毫させていただいた『越乃景虎』の大看板が見えたので、パチリ
 

 

お昼を抜いてお腹が減っていたので、食わなきゃいいのに、「しょうがの海」で特製しょうが醤油ラーメンを食べて帰りました。
ということで、おかげさまで、またまた刺激的な日となりました。