1月22日の深夜、不思議な夢を立て続けに見て、夜中の1時57分に目が覚めた。
〜夢の一幕〜
とある高名な美術評論家が、自分の作品を指差して、「これは初期の作品」とか言っている。
そこには自画像のような墨絵と、何だかわからない線が周りに描かれていて、けっして心地よい作品ではなかった。
また、その隣には、クレパスで描かれたラクガキのような自作が。そちらは少し弱い感じがしたが、面白い作品ではあった。
SOGENアート
〜夢の二幕〜
とあるキュレターのような人物が、「あなたをこのピアニストに会わせたら、きっと何かがスパークすると思う」と言って、あるピアニストの曲を聴かせてくれた。その音は、ピアノとオルガンを合わせたような不思議な音色で、その旋律に惹かれて、思わず目の前の大理石の長椅子にクレパスを走らせた。
すると、音と自分の心線とのシンクロ率がマックスまで高まり、まるでオーケストラの指揮者のように両腕を振り上げて、宙に書いている自分がいた。あまりの覚醒感に卒倒しそうになる。
夢と知りながらも、ここで気を失うと、もうこの世に戻ってこれなくなるような気がして踏みとどまった、その瞬間に目が覚めたのだった。
ということで、なんだか分からないけれど、今宵、とてつもない覚醒感を夢で感じ、覚醒とは意識の高次元への変位なのだということを知らされた。
この覚醒感、ゆめゆめ、夢では終わらせない。