今日は彫刻家の恩師、藤巻秀正先生の野外彫刻のメインテナンスのお手伝いをさせていただいてきました。
そんな貴重な機会も滅多にないことなので、先生にお願いして手伝わせていただいたものです。
今日メインテナンスした野外彫刻は、越後妻有里山美術館キナーレ前の『現代雪まつり発祥の地』のモニュメントと、クロス10十日町前の「きもの広場」に設置された乙女像『雪月花の舞』。
ちなみに2008年に設置された『現代雪まつり発祥の地』のモニュメントは、当時、光栄にも台座の題字を揮毫させていただき、テープカットまでさせていただいた思い出が。てか、画像を見ていたら、当時の写真が出てきて、おお、テープカットまでやらせてもろうとるやんと。しかもバリバリ黒づくめの舐めんなよファッションで😁
十日町市内の新聞各社も取材に来てましたんで、近いうちに地元の新聞にも載ると思います。
それにしても、磨き上げ、塗料を塗って、また彫刻が生まれ変わったようで、うれしいかぎり♪
これでまたあとは、年月がさらに彫刻を強化していくそうです。
彫刻も書も同様に、時空に放たれた思考の形象化であり、瞬間に永遠が込められている芸術。枯れゆく花と同じく、いずれは朽ち果てていく運命にあるとしても、数百年、数千年の歴史を生きて、今後とも多くの人々に感興をもたらしていくことでしょう。
『現代雪まつり発祥の地』モニュメント
2008 藤巻秀正 作
画像は以下のサイトからお借り。
発祥の地コレクション
https://840.gnpp.jp/gendaiyukimatsuri/
『現代雪まつり発祥の地』題字
2008 平野壯弦揮毫
テープカット前の『現代雪まつり発祥の地』モニュメント(2009)
『現代雪まつり発祥の地』モニュメント・テープカット(2009)
中央:田口直人十日町市長
右隣;藤巻秀正先生
右端:平野壯弦
メインテナンス中の『現代雪まつり発祥の地』モニュメント(2024.5.19)
メインテナンス後の乙女像『雪月花の舞』
(藤巻秀正 作)
2024.5.19 十日町きもの広場にて撮影