千の祈り

1.11   ハレルヤ、ハレルヤ、ハレ〜ルーヤ🌞
1並びの吉日とあってか、日本有数の豪雪地帯の真冬、とは思えぬような青空。
遅ればせながら、菩提寺の宝泉寺様にご挨拶し、故郷の千手神社千手観音堂、そして四宮神社に詣で、清浄なる気をいただく。
堀口大学作詞による母校・十日町市立千手小学校の校歌に、「千の慈愛の真玉手に 守られ学ぶ我らが幸よ」という一節があるが、まさにこの雪深き地域の人々は、千手神社と千手観音のご加護をいただきながら、幾千年の時を、幾千万の人々が紡いできた歴史の延長上に生きている。
千手神社

千手観音堂

千手観音堂の門に立つ仁王像に仏師の心を見る。
堂に掲げられた板書(写真参照)に、さこそと。
四宮神社
堀口大学作詞による我が母校・十日町市立千手小学校の校歌に、「千の慈愛の真玉手に 守られ学ぶ我らが幸よ」という一節があるが、まさにこの雪深き地域の人々は、千手神社と千手観音のご加護をいただきながら、幾千年の時を、幾千万の人々が紡いできた歴史の延長上に生きている。
「千」ときて思い浮かべるのは、『千と千尋の神隠し』!じゃなくて、菅原晋さんの『千のナイフ』(写真参照)。赤坂のMARUEIDO JAPANで開かれた展覧会で購入し、実家に飾らせてもらっている。

菅原晋『千のナイフ』

菅原さんが意図したかどうかはわからないが、「千」という漢数字には、摩訶不思議なパワーが込められており、「千しか書かない」と思い定めて、ひたすら千の字を書き刻み続けるその業には、神仏と繋がらんとする祈りの姿を見る思いがするのだが、どうだろう。

この宇宙はあまりにも寛大で、祈ったところでどうにもならないこともあるけれど、祈りはけっして無力ではなく、世界を変えていく大きな原動力になるものと信じている。
そして今日も明日も、強く、強く、祈るのだ。家族の幸いを、地域の人々の幸いを、日本の人々の幸いを、世界中の人々の平安と幸いを、そしてそのために目一杯働けるよう、自分自身の健康と幸いを。
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