
11月8日(土)
母校、新潟県立十日町高等学校の100周年記念式典に参列。
生徒玄関横に、なんだかスゴい車が・・・
何かと思ってよく見たら、漫画家しげの秀一さんの漫画に出てくる車が、リアルに再現されて並べられていた。


十日町市松代出身の、しげの秀一さんは、十日町高校の同窓生で、自分の3個上の先輩。
自分が入学した年に卒業されたので、お会いしてはいないが、在校当時、漫画研究会に所属していたらしいから、漫研でも先輩ということになる。
というのも、自分は中一の時から空手を習っていて、高校時代は拳法愛好会に所属していたが、漫画が好きで、漫画研究会にも入っていたからだ。ですが、部活にはまったく参加せず、活動の場は、主に授業中だったのだが^^;
そして、なんと有難いことに、100周年記念誌の題字の揮毫をご依頼いただき、思わぬところで、しげの秀一さんとコラボさせていただくことに。
しげのさんが、記念誌の表紙を飾る母校の校舎を描いたところに、英文字で「Memories & Dreams」と。

題字のご依頼を受けるにあたり、「英語かい⁈ 」と思ったけれど(笑)、サブタイトルに「100年の記憶 100年の夢」とあり、それもいいね、ってことで、しげのさんの漫画にちなんで、疾走する車のイメージを、十日町高校が100年の伝統を踏まえつつ、さらに100年先の未来まで、夢と希望とともに駆け抜けていくイメージとを重ね合わせて書かせていただいた。
式典の受付で名簿に名前が無かったので、あれ?っと思ったら、来賓になっていた。
校舎に入るのは卒業以来なので、半世紀ぶり。
廊下や部屋のそこここに、生徒による書道作品が飾られているのをうれしく拝見。
自分は書道部でもなく、専攻もしなかったが、高一のときの担任が書道の先生だった。
小学生時代の担任が書道の大家の先生だったりと、やはり若い頃から、書には縁があったようで。

式典は在校生徒も含め、総勢1000名を超える大盛会で、十日町市松代竹所在住で、古民家再生家として全国的にも著名な建築家、カール・ベンクスさんによる記念講演が式に花を添えた。
ちなみにカール・ベンクスさんはベルリン生まれで、子供の頃から空手を習い、24歳の時に空手の修行のために来日したのが始まりだというから驚きである。若き日に空手の稽古に明け暮れていた自分としては、なんだかとても親近感が持てた。

ラポート十日町で開かれた記念祝賀会も大盛り上がり。
学校関係者、同窓生はもとより、国会議員、県議会議員、市議会議員、商工会役員をはじめとした地元名士の方々、東京十日町会会長ならびに会員諸氏まで遠路参加され、良き出会いと交流の場ともなった。
宴席で祝辞をご所望いただき、波居る大先輩、名士の方々がおられる中、僭越ながら一言、ご挨拶。
記念誌のタイトル通り、100周年を節目とし、母校の関係諸氏はもとより、故郷新潟、十日町の人々が、今後100年の未来を希望とともに描きつつ、今この時を豊かに過ごされんこと、心より祈念申し上げたい✨🙏



