昨日、境内にて奉納大書揮毫を行わせていただいた、故郷、新潟県十日町市の千手神社を翌朝に参拝。
今まで何気なく通り過ぎていた、参道に居並ぶ狛犬たちの、えもいわれぬ風情に惹かれるものあり。
各地にあった地域の神社が合併された際に移設された狛犬たちとのことで、よくよく見れば、それぞれに愛嬌のある顔立ちをしている。動画で人相ならぬ狛犬相を、どうぞご覧いただきたい。
ちなみに「えもいわれぬ」は、「絵も言われぬ」=絵でも表せない、という意味かと思っていたら、そうではなく、「得も言われえぬ」で、この「得」は「得体が知れない」という時の「得」と同じ。 近年耳にする「エモい」という造語は、「情緒的な」という意を表す英語の[emotional]をモジったものとばかり思っていたが、「得も言われぬ」の「エモ」にも重なっており、日本語と英語がダブっているところが面白い。
こちらの参拝映像は、些か冗長の感あるも、神氣に満ちた神社の空気感をそのままお伝えしたく、ノーカットでお送りします。
鈴を鳴らし、柏手を打ったところ、中からゴソゴソと何度も音がしたので、「あれ? もしかして誰か居るのかな?」と思ったのですが、まあ気のせいでしょう・・・