秋山郷、奥深し‼️ 〜山源木工さんで『魚沼農業協同組合』看板揮毫の打合せ〜

 

ご依頼いただいた『魚沼農業協同組合』看板揮毫の打合せのため、秋山郷山源木工さんへ。
初回の打合せのときは、JA魚沼の役員の方の車に乗せてもらって、みんなでワイワイ言いながら行ったので、さほど遠く感じなかったけれど、今日、一人で車を運転して行ったら、遠いのなんのって
山奥なんてもんじゃない、山の奥の奥の奥の、そのまた奥の奥といったかんじで、さすがにもう着くだろうと思ってから、さらに山あいの道をひた走り、さらに奥へ奥へと・・・平家の落ちうどたちが隠れ棲んだ里ではないか、とも言われているそうだが、それもうなずけるというものだ。
車がスレ違えないような崖っぷちの道も随所にあって、大型ダンプ2台と出くわして焦ったが、なんとか切り抜けて到着。
山源の石澤社長さんから、また色々な話を聴かせていただいたり、見せていただいて、超おもしろかった。

 

そして看板の書・・・風雨に晒されても何十年ともつ看板にするのは容易なことではなく、どうするのが一番いいか、方策を色々と相談。さすが天下の山源、石澤さんのこだわりがハンパない。一方、書き手には書き手のこだわりがある。最高のものにしたいという、職人気質同士のぶつかり合い。
結果、本番同様に塗料を塗った木材で、再度、試し書きをさせてもらうことにした。
一筋縄ではいかない・・・だからこそ、やり甲斐も面白味もあるということなのだろう。

 

山源から徒歩10分のところにある名勝「蛇淵の滝」に行く途中に、塗料を塗らない板に直に墨書きしただけの由来を書した看板があると、石澤さんから教えてもらい、見学に行く。
なるほど、30年前に書かれというその看板は、墨が薄くなって読めなくなっている箇所がある。しかし、直書きは、時を経た感じの風合いが良い。さて、どちらを取るか・・・
ここまで来たからには、ってので、「蛇淵の滝」まで行って見てきましたよ。
う〜〜〜ん、すばらしい 滝行にもってこいの感じだけど、打たれたら死ぬなW

 

秋山郷、奥深し!
面白いことだらけなので、これから折をみて、ちょこちょこ探索したい秘境
紅葉シーズンは特に最高だと思うので、よかったら出かけてみられては
あ、そうそう、山源さんの2階のレストランで出している岩魚定食が絶品 おいでの節はぜひ``