十日町の実家に帰ったら、いつの間にか玄関先に、立葵(タチアオイ)が伸びて咲いていた。
恥ずかしながら、夏によく見るこの花を「立葵」ということも、この歳になるまでつゆ知らず・・・
心臓の形をした蒼の葉は、水戸黄門で有名な、あの「三つ葉蒼の紋所」で知られる徳川家の家紋の図案にも使われれている。
「葵」は、葉がどんどん太陽の方に向かうところから、「あうひ」(仰日)の意で、立葵の花言葉は「豊かな実り」「野望」とのこと。
この炎天下にあって、まるで守護観音か門番のように咲き誇る立葵から、元気をもらう今日この頃です。