あの夏一番静かな海辺

 

あの夏一番静かな海辺で

束の間の異次元旅行
光と波と砂が交錯し、刻々と変わりゆく姿に、飽くこと無し
海面直下に伸びる、竜の使いのごとき白雲の、いと可笑し
真っ赤な夕映の中にたたずむカップルの、いと愛おし

 

 

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