菅原晋さんのアクリルキューブ書作品『千のナイフ』をゲット。
これで十日町の実家アトリエに収蔵されたスガワラススム作品は、計5点となった。
菅原晋さんとは自分が東京に出たばかりの頃からの30年来の書友。
当時、まだネット黎明期で、検索してもロクな書道のサイトが無かったときに、実にユニークな書のホームページを見つけた。それが菅原さんのサイトで、「オモシロいね!」と連絡したところ、ノートパソコン担いでバイクを飛ばして東京のアトリエまで遊びに来てくれたのだった。
書芸術を探求する菅原さんの視点や作品には学ぶところが多く、東京で開いていたSOGEN書芸塾ARCのアートクラスでスペシャルレクチャーをしていただいたこともある。
書芸術を探求する菅原さんの視点や作品には学ぶところが多く、東京で開いていたSOGEN書芸塾ARCのアートクラスでスペシャルレクチャーをしていただいたこともある。
彼は『千のナイフ』と題したシリーズ作品を様々な形で生み出しており、見飽きぬ面白さと魅力を秘めた作品群となっている。
何だか分からないけれど、芸術的、哲学的、宇宙的な深淵が感じられ、書芸術の歴史に刻まれるような作品であると感じつつも、未だ筆舌に尽くせぬところがあるのがスガワラ作品。
何だか分からないけれど、芸術的、哲学的、宇宙的な深淵が感じられ、書芸術の歴史に刻まれるような作品であると感じつつも、未だ筆舌に尽くせぬところがあるのがスガワラ作品。
実家がある町の旧名が『千手』であり、千手神社、千手観音をいただく土地柄でもあることも、自分が千にこだわるスガワラ作品に強く惹かれる理由の一つかもしれない。
芸術作品というのは、ほんとうのところは生を見ないとわからないもの。
特にこの菅原さんのシリーズ作品の真の魅力は、折に触れて手にとって、様々な角度から眺めてこそ、感じられるように思う。
自分のことを棚に上げて言うのもなんだけど、自分以上に生きるのが不器用に見える彼には、書芸術界のゴッホとはならずに、生きているうちにもっと売れて欲しい。
自分のことを棚に上げて言うのもなんだけど、自分以上に生きるのが不器用に見える彼には、書芸術界のゴッホとはならずに、生きているうちにもっと売れて欲しい。
ということで、ご興味ある方は、どうぞ下記のサイトでスガワラ作品『千のナイフ』シリーズをご覧いただき、よろしければ、ぜひお求めください。おそらく、この値で手に入るのは今だけ、ですぜ!
スガワラススム 千のナイフ ON BASE
菅原晋さんによる、SOGEN書芸塾ARCでのスペシャル・レクチャーの模様(2015年2月)